2018.04.13

The Geneva 7

ジュネーヴでデイトナオークションの翌日に行われる PHILLIPS の普通の時計オークションの「TheGeneva 7」。なんと PaulNewmann が 7本も出品されています。

DaytonaUltimatum めがけて集まってきたものの、32本に入らなかったという感じでしょうかね。それにしてもROLEXの時代というか、いや “Daytonaの時代” ですね。

179_001      Lot.179  6263 PaulNewmann Mk1   250-450K CHF

こちらはケースシリアル2.19とケース適合も良く、文字盤のコンディションも良いMk1パンダなのですが、交換されたpusherや、ベゼルの状態等が加味されてこのEstimateなのでしょう。そのあたりのパーツを持ってる人なら関係ないので、最終的に高騰する可能性は充分にありますね。

218_001      Lot.218   6239 PaulNewmann Tiffany&co.  200-400K CHF

去年のN.Yに引き続き、またも出てきました TIFFANYの白ポール。ケースはもちろん6239で、シリアル1.9。TIFFANYのフォントも時代的に矛盾なしとの事でオリジナルとして出品されてきました。ただし去年のものに比べると夜光の状態が良くないですが、仕方のないところか。

254_001      Lot.254  6240 PaulNewmann   150-250K  CHF

ついにと言うべきかPHILLIPSが6240の PaulNewmannを解禁してきました。すでに昨年からAntiquorumが独自にOKとしてきましたが、時代の流れというかPHILLIPSもリストしてきましたね。ただし今のところ黒PNのみで、ケースはシリアル 1.658.xxx に限定されるので、簡単に作れる訳ではありませんけれど。だけどこれがOKなら白ポールもOKという事になりかねない雰囲気ですね。これまでは扱わないディーラーが多かったけれど、これを機に一気に世界的にOKとなる可能性があると思います。

172_001      Lot.172   6262 PaulNewmann   120-180K  CHF

6262 の PaulNewmann(通称62パンダ)が出てきました。6264のパンダが異常に高騰しそのステンベゼルの6262の白PaulNewmann が相場的に少し置いてかれた感がありましたが、今回はどうなりますでしょうか。個人的に、6262のパンダはブレスも非常に似合うしPNの中でもお洒落な1本かと。

282_001      Lot.282  6239  PaulNewmann  120-180K  CHF

人気が上昇しつつある6239、黒のPaulNewmannです。ケースが痩せてるのが残念ですが、文字盤は良さそうです。次の6241の白ポールよりEstimateが上なのは文字盤のコンディションでしょうね。やはりオンディションが大きく左右する時代になってきました。ケースはシリアル1.78。

245_001     Lot.245  6241  PaulNewmann  100-150K  CHF

6241の白のPaulNewmannですが、ルミナスのコンディションが悪いので、このEstimateですかね。もちろんそれでも少し前からすればかなり高いのですが。PaulNewmann はルミナスが命といっても過言ではないので、このあたりは難しいところ。

253_001     Lot.253  6239  PaulNewmann  100-150K  CHF

先ほどの6241のポールと同じような文字盤コンディションの6239の白のPaulNewmannです。例の俳優 PaulNewmann 本人の6239 の影響で6239の赤巻きモデル自体は、高くなってるのですが、コンディションの要素の方が大きいようです。

 

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Rolex