2022.07.12
Parkett Edition no. 36
Parkett Edition という雑誌があって、それにはその号の特集アーティストのEdition作品がつくんです。アーティストによって様々で、一番有名なのはリヒターの号で なんと小さなキャンバス油彩がセットでした。ただし作品が付属していたのは115部だけで、普通の人はほとんど買えなかった訳ですけど。
このParkett ですが 1998年にティルマンスの号が。この時は60部だけ、C-プリントの作品が付属でした。しかも純正のSサイズと同じ30x40cmで、それぞれはユニークピース。60点の中には プリントミスや 色がうまく出なかったりでボツになったような作品も含まれていましたね。中にはアブストラクト様になってるものもあり、これがきっかけでアブストラクトを始めたという話もあって興味深い。表紙は有名なあの作品。
そしてここからが本題。この中で個人的にも最も注目していたこの作品が24年の時を経て、 PHILLIPS に出品されました。この作品は1点しかない訳ですから 欲しい人からしたら奇跡のような機会。Parkett のEditionと言っても Cプリントで、彼の Sサイズと同じですから 1万ドル行っても何らおかしくないと思いますが、どうなりますか。
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