2020.05.29

GENEVA Ⅺ PHILLIPS

1か月半ほど延期されて開催されることになったPHILLIPSのジュネーヴの出品リストが出ましたね。この状態の中、ジュネーヴまで行けない人も多いでしょうし、一体オークションはどうなるのでしょう。プレビューは予約制でやるとの事で、ビッドはまあテレフォンやアブセンスがメインになるのかもしれませんね。そんな中から、いくつかハイライトを。

まずは、やはり出てきましたね、JPS。コンディションはまずまず、というところでしょうか。400-800KのEstimateですが、この世界的なCOVID-19による不況の中どこまでの結果を出せるか注目です。ペーパー付きでシリアル2.08。ただし裏蓋にエングレーヴあり。

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そして久しぶりの6200ですが、実は2枚目の画像を見たら分かる通りベゼルなしの状態でこの250-500KというEstimateなんです。落札者が希望するならこのベゼルを購入する権利が与えられるという…事らしいのですが、いくらなんでもちょっと高すぎな気もしますが、どうなりますかね。ダイアルは説明文を読むと非常に自信がある感じで書かれてますが、そこまでのコンディションなのでしょうか。勿論 オリジナルであることは間違いないのでしょうけれど。しかし落札者にオファーされるというこのベゼルも相当な金額でしょうね。

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そしてこちらは11本しか作られていないという 3700のWGのノーチラス。ノーチラスは初代3700の方が貴重であることは間違い無いんですが、最近は現行の5711の方が人気が高い面もあって、普通のステンレスの3700だと、コンディションの悪い個体は苦戦している状況。そんな中、このホワイトゴールド製のモデルは300-600Kという極めて強気なEstimateです。

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6234のブラック文字盤のトロピカルみたいですね。価格も250-500Kと、不況の影響を感じさせないEstimateが付けられています。ただこの文字盤、T SWISS T 表記ですが。

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いずれにせよ、今後のマーケットを占う意味でも注目度の高いオークションだと思います。

 

 

Keywords:
Rolex