12月5日〜9日の期間で開催されたデザイン・マイアミで「LOUIS VUITTON（ルイ・ヴィトン）」が、家具とオブジェのコレクション「ルイ・ヴィトン オブジェ･ノマド コレクション」の新作3点を発表した。

オブジェ･ノマド初参加となったデザイナー アルベルト･ ビアゲッティとアーティスト ローラ･バルダッサーリによるアトリエ･ビアゲッティは、波打つような形状が土台の「アネモナ･ テーブル」を制作。デザイナーの故郷ラヴェンナに面したアドリア海と拠点としているミラノのスカラ座から連想されるオペラのゆったりとした衣裳にオマ ージュを捧げ、内側はブルーのラッカー、外側は柔らかなナチュラルレザーで仕上げた。

スイスのデザインスタジオ アトリエ･オイによる最新作「サーペンタイン･テーブル」は、伝統舞踊の複雑ながらも自由な動きが着想源。ベベルカット仕上げのガラスを支えるアメリカ産クルミ材の脚には、ルイ･ヴィトンのブルーのレザーストラップを張り巡らせた。

唯一室内を彩る小さなオブジェ「レ･プティ･ノマド コレクション」の新作として披露された花瓶「ブロッサム･ベース」は、吉岡徳仁によるもの。ルイ･ヴィトンのクラシックなモノグラムを着想源とした優美なラインは、イタリア･ムラーノ島の熟練した職人による手吹きによって実現されている。

■ルイ・ヴィトン 公式サイト