5971P
パテックの永久カレンダークロノ5970 のダイアモンドセッティング版の5971P。ここのところ市場価値も安定していますが、これまでに数本のスペシャルモデルが確認されていますね。いずれもカタログ未掲載のモデルでロイヤリティの高いカスタマーに納品されていると思いますけど、製造からそろそろ10年というところで 今後も時々出てくるのではないでしょうか。最近はノーチラス系のスポーツモデルばかりが加熱しているので、5970/5971はまだまだアンダーバリューと言えるのかもしれません。
Patek Ref.5971P (Normal Dial)
まずは JEM系のスペシャルモデル。サファイアが5本、ルビーが5本、エメラルドが10本 それぞれ製作されたと言われています。
エメラルドセッティングの5971P。ブラック文字盤とグリーンのコントラストですから、実機はかなり派手に見えるでしょうね。ストップ針はノーマル同様に白。
REF 5971/13P-010 Emerald
こちらはルビーの5971P。コーディネート的には難易度が高そうですね。やはり中東系の需要というか。そういう存在かもしれませんね。
REF 5971/12P-010 Ruby
そして こちらも5本しかないサファイアベゼル。中にはダイアルがブルーのワンオフの個体もあるようですね。
REF 5971/11P-10 Sapphire
こちらはブルー文字盤の個体。ラグにもサファイア・セッティングが。
そして2019年のサザビーズには 非常に珍しい白文字盤が出品されましたね。これは当時まで全く存在が知られていなかったモデルで、出品者はアジアのコレクター。通常の黒文字盤ではストップ針は白でしたが、ブラックに仕様変更されています。
REF 5971P White dial
- Keywords:
- Patek Philippe