ルイ・ヴィトン「TIME CAPSULE」展が日本上陸
エントランスでは職人が革製造技術の実演を披露
LOUIS VUITTON(ルイ・ヴィトン)の革新的な技術やデザインの軌跡を振り返る「TIME CAPSULE」展が日本に上陸した。香港、ロサンゼルス、メルボルンなど世界の主要都市を巡った同展は、国内では大阪・阪急うめだ本店9階で開催。会場では、アーカイヴの中から厳選された稀少な製品やオブジェの数々が、1854年の創業当時から現在までを辿る旅へと誘う。
「Elegance in Motion――旅するエレガンス」。洗面道具やジュエリー、香水など生活に根付いたケースに伝統の技が宿り、それらが現代へどう受け継がれたかを確認できる。
故・市川團十郎氏がデザインし、市川海老蔵氏のために製作を依頼した着物ケース(本人私物)。
同展は「The key to the codes――メゾンの象徴」、「Journeys around the World――世界を巡る旅」、 「Elegance in Motion――旅するエレガンス」、「Icons of the House――メゾンの多彩なアイコン」といったテーマを視覚的なイメージとともに紹介している。
「Icons of the House――メゾンの多彩なアイコン」では、長い歴史の中で取り組まれたコラボレーションに焦点。
「Journeys around the World――世界を巡る旅」。近年製作されたバッグと着想となった過去の製品がともに展示され、受け継がれ進化するデザインの軌跡が垣間見える。
フランスのアトリエから来日した職人が伝統的な革製造技術の実演を披露するほか、アートステージではルイ・ヴィトンが出版する旅やファッション、アート、建築等にまつわる書籍、ギフトティング・コレクションなどの小物類を揃えたブックストアを併設。また、2018年に日本初のストアが誕生して40年を迎えたことを記念して、過去から現在までのブランドと日本との関係性を讃えるオブジェも展示されている。
ブックストア
■TIME CAPSULE
会期:2018年7月14日(土) – 8月1日(水)
会場:阪急うめだギャラリー、 アートステージ (ブックストア)
住所:〒530-8350 大阪府大阪市北区角田町8-7 阪急うめだ本店9階
開館時間:10:00-20:00 金曜・土曜は21:00 (最終入場は閉場30分前まで)
入館料:無料 *混雑状況によってご入場制限の可能性あり。
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