EQG & IAA
今年からミュンヘンでの開催となったIAA。メルセデスは少し前にブランディング体制を一新。ベンツの下に4つのサブブランド(AMG、マイバッハ、G、EQ)を置く体制を発表してたのですが、今回 その4カテゴリ全てで電気自動車を発表してきました。
まずは EQG concept。ボディはGそのもので、外観をLEDでトロン風にライトアップして2トーンでペイント、グリルやバンパー等のディティールをEQ的にして リアにスクエアなストレージを背負い、ルーフにも装飾をつけた ショーモデルといった感じですね。確かにデザインは 子供じみてはいますけど(ホイールデザインだけは凄く良い)、まあ ショー的演出 を取り除けば グリル違いのGクラスな訳ですから、市販されたら間違いなく売れるでしょう。
ガソリンエンジンの顧客の興味をEVに移行させるために Gブランドを利用した構図。しかしここまでGクラスを大きく扱う以上、当然の流れですが…小さなGクラスも出るでしょうね。
次はAMG EQS53 。既に発売済みだったEQSのAMG版。761psのツインモーターで AMG初の完全EVモデルとなります。グリルはあくまで縦ストライプ。AMGの顔はもうこれで行くようですね。マフラーレスのリアバンパーな訳ですが「EV感とハイパフォーマンス感の両立」をうまく表現できてるデザインですね。
そして さらにEQE。こちらはEQSより少し小さいEVセダン。デザインはEQSのイメージをそのまま引き継いだ感じで、フロントフェイスなんかはEQSよりわかりやすいデザインかもですね。内装もほぼ同じイメージ。こちらは値段さえ安ければ売れそうですが、どうなるか。
そしてMaybachからは EQS suv Maybachが発表。こちらはEQSといってもセダンではなく、EQSをベースに今後発売予定の電気のSUVをベースにしたMaybach版。そのコンセプト。こちらはちょっと市販状態から遠そうなので、まあデザインスタディと言う感じでしょうかね。
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