2019.08.26
Daytona 6270
かつてオマーンのロイヤルファミリーのオーダーによって僅かな数(マーケットで確認された個体は8個:多くても20個以下と推測)だけ作られ、ロンドンのAspleyで販売されたデイトナ Ref.6270。
ケースは18Kのイエローゴールド、文字盤はパヴェダイアにサファイアインデックス。ベゼルはヴァゲットダイア。そしてインダイアルはパープル。もちろんベースは手巻きデイトナ6263です。
そしてAspleyケースバックにはもちろんオマーンの象徴、Khanjarのエングレーヴが。今から5年前の2014年にクリステイーズに出品され、その段階ですでに90万CHF(邦貨1億円超)で落札されていましたね。
金無垢、オマーン、カンジャー、アスプレイ、ダイアモンド、パープルインダイアル…様々な要素が重なってこういう時計が生まれてくるからヴィンテージは本当に面白いです。デザイン的な好みはともかく、こういう時計は歴史的に価値があり、数が少ないため価値も安定して強いのも特徴ですね。
- Keywords:
- Rolex