89年に発売された初代セルシオ F10。

確かに、こんなデザインでしたね。それまでのトヨタ車と、性能は勿論のこと、外観の塗装品質なんかもクオリティが段違いだった記憶は確かにあります。濃いグリーンなどの微妙の色も似合ってましたし。89年といえば、セルシオ、ユーノス ロードスター、GTR、NSXと４台の名車が一気に発表された年として有名ですけれど、確かにあそこで日本車はワンステージ上へと突入した感じはありました。

 

エンジンはV8の4,000cc の1種類のみ。ベーシックグレードでも480万円と当時としては相当に高価なプライス設定でした。

で、その後２、３代目は日本ではセルシオ、海外ではレクサスと名前を使い分け、その後レクサスに統一。それが、2017年にはこうなった、と。

こう見ると外観デザインは勿論ですけれど、インテリアのデザインってものすごく進化しましたね。これは単にデザインが近代化したという事よりも、製造技術の向上により、複雑なデザインの内装が低コストで生産可能になったという理由も大きいのでしょうね。