2021.12.25

5971P

パテックの永久カレンダークロノ5970 のダイアモンドセッティング版の5971P。ここのところ市場価値も安定していますが、これまでに数本のスペシャルモデルが確認されていますね。いずれもカタログ未掲載のモデルでロイヤリティの高いカスタマーに納品されていると思いますけど、製造からそろそろ10年というところで 今後も時々出てくるのではないでしょうか。最近はノーチラス系のスポーツモデルばかりが加熱しているので、5970/5971はまだまだアンダーバリューと言えるのかもしれません。

スクリーンショット 2021-12-23 1.16.07Patek Ref.5971P  (Normal Dial)

まずは JEM系のスペシャルモデル。サファイアが5本、ルビーが5本、エメラルドが10本 それぞれ製作されたと言われています。

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エメラルドセッティングの5971P。ブラック文字盤とグリーンのコントラストですから、実機はかなり派手に見えるでしょうね。ストップ針はノーマル同様に白。

IMG_8527 REF 5971/13P-010  Emerald

こちらはルビーの5971P。コーディネート的には難易度が高そうですね。やはり中東系の需要というか。そういう存在かもしれませんね。

IMG_8526REF 5971/12P-010  Ruby

そして こちらも5本しかないサファイアベゼル。中にはダイアルがブルーのワンオフの個体もあるようですね。

IMG_8528REF 5971/11P-10  Sapphire

IMG_8461こちらはブルー文字盤の個体。ラグにもサファイア・セッティングが。

 

そして2019年のサザビーズには 非常に珍しい白文字盤が出品されましたね。これは当時まで全く存在が知られていなかったモデルで、出品者はアジアのコレクター。通常の黒文字盤ではストップ針は白でしたが、ブラックに仕様変更されています。

 

スクリーンショット 2021-12-23 1.14.11REF 5971P  White dial

 

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Patek Philippe