「UNDERCOVER（アンダーカバー）」が、豊田利晃監督最新作「破壊の日」を支援する限定Tシャツを製作。6月14日まで、UNDERCOVER公式オンラインストアにて受注販売を行う。

　2020年2月に製作をスタートした映画「破壊の日」は、7月の公開を目指し、撮影とプロモーション、そしてクラウドファンディングも同時に進行するというプロジェクトだ。出演者には、渋川清彦やイッセー尾形、松田龍平といった豪華俳優陣のほか、GEZAN（ゲザン）のボーカルを務めるマヒトゥ・ザ・ピーポーも名を連ねる。

　UNDERCOVERは、豊田監督の前作「狼煙が呼ぶ」でもコラボレーションTシャツを製作しており、今回はTシャツの収益を映画の制作費の一部として充当するという。Tシャツは、同映画のモチーフを連想させるグラフィックをロゴと共にプリントしたデザインで、黒と赤の2色展開。価格は6,500円（税抜）で、受注から約1ヶ月程度でのデリバリーを予定している。

 

　本作について豊田利晃監督は、以下のようにコメントを寄せている。
「『破壊の日』は東京五輪を控え、強欲という物の怪に取り憑かれた社会をお祓いしてやろうと思い、今年の一月に企画を立ち上げました。 しかし、その物の怪はコロナという現実的な死の脅威、あるいはコロナに脅える人の心に変貌しました。コロナはいずれ収束に向かっていくと思います。でも、一度植えつけられた恐怖心を振り払うことはなかなか難しいことだと思います。映画がその恐怖心を少しでもふり祓うことができれば作る意味があると思っています。作らなければ僕自身が先に進めないという想いがあります。コロナと共に生きていく（あるいは死の）覚悟が試されている気がしています。自分の生き方を変えることは勇気がいることですが、自分自身もそのことを突きつけられています。この映画で映画を撮る意味、生きる意味を、再び証明したいと思っています」。

■映画『破壊の日』制作支援Tシャツ
受注期間：6月5日(金) 11:00～14日(日) 23:59
購入先：https://store.undercoverism.com/specialitem/hakainohi/contents
受注から約1ヶ月程度で配送
価格：6,000円+税
本商品から得た(株)アンダーカバーの収益は「破壊の日」の制作費の一部として充当