2015.10.20

PHILLIPS

高騰する一途のヴィンテージROLEXですが、そんな中でのフィリップスのオークション。昨今ポールニューマンの段付きが高騰しすぎた感があり、ノーマルのデイトナに注目が集まってるという世界的流れがやはりありますね。あとはやはりサブの高騰はピークを過ぎた感があります。超高額のサブは今後、厳しくなる気配も。そんな中からいくつか。

ROLEX, Daytona “Solo Rolex Quick Silver”, 6239, Stainless steel, 1968

Estimate CHF250000 – 500000(SOLD FOR 509,000CHF)

いわゆる6240の”SOLO”ではなく6239で「1LINE+DAYTONA表記」という仕様。これがこの評価。昔はビッグデイトナなどと言われ、ロゴは大きく目立つほど高価だったのに、いまや「ロゴは小さい方が高価で、ロゴが無いと最も高い」という時代。

ROLEX , Oyster Cosmograph, Fuerza Aérea del Perú, 6265, Stainless steel

Estimate CHF30000 – 50000(SOLD FOR 65,000CHF)

ペルー軍の6265。この個体は裏蓋に刻印があるのかわかりませんが、これはもう少し上がる気配かな。オマーン軍のデイトナがあんな価格になった今、このあたりも評価が今後上がるでしょう。ペルーは有名な6262のポールもありますしね。

ROLEX Daytona, “Paul Newman”, 6241, 18k yellow gold,  retailed by Hermes

Estimate CHF300000 – 600000(SOLD FOR 569,000CHF)

ケースバックにエルメスの刻印ありという18K段付の6241の黒ポールですが、結果はどうなるかな。段付の18K金無垢ポールという時点で貴重なのは間違いないのでこのEstimateなんでしょうけれど。それにしてもこの刻印、ちょっと不安な感じも。

Keywords:
Rolex