LOWERCASE代表のクリエイティブディレクター梶原由景がプロデュースを手掛けるセイコー プロスペックスの新作がリリースされた。ディテールやデザインに込められたこだわりを紐解きながら、このモデルが持つ魅力の本質に迫る。
Photo_Kengo Shimizu | Edit&Text_Issey Enomoto

2016年6月に登場し、大人気を博したセイコー プロスペックスLOWERCASEプロデュースモデル。前回はダイバーズウオッチであったが、今回はフィールドウオッチである。

「セイコー プロスペックス フィールドマスター LOWERCASEプロデュースモデル」
ソーラー充電機能/強化プラスチック製外胴プロテクター/ステンレスケース/ナイロンストラップ/20気圧防水
「SBDJ029」￥42,000+TAX

バンドにはナイロン素材が採用され、見た目にも軽やかでカジュアルな佇まいに。昨今のトレンドであるアウトドアやミリタリーテイストのスタイリングにも相性が良さそうだ。

セイコーのヘリテージである衝撃からムーブメントを保護する外胴プロテクター構造を採用。これは前回のダイバーズウオッチにも採用されており、セイコーのダイバーズウオッチを象徴する構造である。ケースサイズはダイバーズウオッチよりも軽量でコンパクト。よりタウンユースにふさわしい仕様である。

針の形状やアラビア数字のアワーマークのフォントは、セイコーの歴史的名作からインスパイアされたクラシックなデザイン。ベゼルは実用的なフィールドウオッチに多く見られるカウントダウン機能つきの回転式ベゼルが採用されている。

また、20気圧防水のタフネスを備えているほか、ソーラー充電機能を搭載。電池切れの心配がなく気兼ねなく使えるのはうれしい限りだ。

カラーバリエーションは上のカーキ×ベージュのほか、ブラック×ブラウン、ブラック×ブラックの計3色展開。

「セイコー プロスペックス フィールドマスター LOWERCASEプロデュースモデル」
共通スペック：ソーラー充電機能/強化プラスチック製外胴プロテクター/ステンレスケース/ナイロンストラップ/20気圧防水
左「SBDJ028」￥42,000+TAX、右「SBDJ027」￥37,000+TAX

カジュアルテイストの強いカーキ×ベージュに対して、ブラックをベースにしたこれらのカラーはシックで落ち着いた印象。ジャケットやスーツスタイルにも違和感なく馴染んでくれるだろう。

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Seiko Prospex Fieldmaster LOWERCASE Special Edition
www.seiko-watch.co.jp/prospex/land/fieldmaster/lowercase