2016.05.23

セイコーダイバーズウオッチの歴史を紐解く。

2016年6月24日、LOWERCASEクリエイティブディレクター梶原由景プロデュースによるダイバーズウオッチ「プロスペックス ダイバースキューバ」が発売となる。同モデルのルーツであるセイコーダイバーズウオッチはいかにして生まれ、今に至るのか。その歴史を紐解いてみよう。

Edit&Text_Issey Enomoto

 

ダイバーのみならず冒険家や探検家も愛用

1965年、セイコーが国産初の潜水用150m防水ダイバーズを発売。セイコーダイバーズウオッチの歴史はここから始まった。

【1965年】国産初の潜水用150m防水ダイバーズ

 

セイコーダイバーズウオッチはその信頼性の高さから、プロフェッショナルダイバーのみならず冒険家や探検家からも愛された。南極観測隊越冬隊員の装備品として寄贈され、過酷な環境下での観測活動を支えたほか、世界的な冒険家として知られる植村直己もエベレスト登頂や北極探検においてセイコーダイバーズウオッチを使用した。

【1968年】世界最高水準のメカニカルハイビート(10振動)300m防水ダイバーズ

【1975年】世界初、チタン製ケース採用の飽和潜水仕様600m防水ダイバーズ

 

各界のプロフェッショナルから絶大な支持を獲得したセイコーダイバーズウオッチだが、セイコーは決してそこに満足することなく、ユーザーの声に応えながら、革新的なテクノロジーを次々に開発。水密性、気密性、耐食性、耐衝撃性といったダイバーズウオッチに求められる性能を着実に向上させていき、その信頼性の高さを不動のものにしていった。

【1986年】世界初のセラミックス外胴プロテクター式飽和潜水用1000m防水ダイバーズ

【1990年】世界初のダイブコンピューター機能を搭載した200m防水ダイバーズ

【2000年】世界初のナイトロックスマルチレベル潜水仕様のダイビングコンピュータ200m防水ダイバーズ

2000年】世界初「スプリングドライブ」を搭載した飽和潜水仕様のダイバーズウオッチ

 

歴代のセイコーダイバーズウオッチを見て驚かされるのが、ダイバーズウオッチとしての機能面はもとより、腕時計としてのデザインの美しさだ。とりわけ、1960〜70年代にかけて誕生したモデルは半世紀も前のものとは思えないほど洗練されている。その魅力は現在でもまったく色褪せることがない。

このたびリリースされる梶原由景プロデュースモデル「プロスペックス ダイバースキューバ」は、そうした初期のモデルのなかで、もっとも革新的な1975年の外胴プロテクターモデルをベースにしたものであり、そのデザインを踏襲しながらタウンユース向けにアレンジが加えられている。

梶原由景プロデュースモデル「プロスペックス ダイバースキューバ」
(数量限定各3,000本)

 

高機能ダイバーズウオッチを日常に

優れた性能を備えたダイバーズウオッチがプロフェッショナルなダイバーだけのものかというと、さにあらず。丈夫さを追求したジーンズがファッションアイテムとして若者から受け入れられたように、ハイスペックなランニングシューズが競技者だけでなく一般の人々の日々の足元を支えることになったように、ダイバーのために開発された高性能なダイバーズウオッチを日常使いすることはもはや珍しいことではなくなった。

梶原由景プロデュースモデル「プロスペックス ダイバースキューバ」は現代の都市生活者にふさわしい洗練されたルックスを備えていると同時に、200m空気潜水対応の本格ダイバーズウオッチでもある。そしてそこには、誕生から50年以上にわたって脈々と受け継がれてきたセイコーダイバーズウオッチの遺伝子が息づいているのだ。

SBDN021 ¥45,000+tax
(数量限定3,000本)

SBDN026 ¥45,000+tax
(数量限定3,000本)

SBDN028 ¥45,000+tax
(数量限定3,000本)

SBDN025 ¥40,000+tax
(数量限定3,000本)

SBDN023 ¥40,000+tax
(数量限定3,000本)

 

セイコーウオッチ(株) お客様相談室 Tel 0120-061-012

http://www.seiko-watch.co.jp/prospex/sea/diverscuba/lowercase/