2016.06.09

amass

十数年振りに北欧に来ています。marka石川くんとの恒例の気まま旅。
なんか、コペンハーゲン、おしゃれになったなぁ、、、。自転車専用レーンも整備されてて、くすんだトーンのアウトドアウエアに身を包んで自転車に乗ってる人を多く見かける。なんかポートランドよりKinfolk的な雰囲気。明日からのリサーチが楽しみ。

さて到着した日のディナーは、本田直之さんオススメのamass。オーナーシェフは元nomaのアメリカ人。港湾の再開発地区にあるいかにもシャレオツなシチュエーション。
6皿のコースをいただいたが、期待以上の味だった。どれもプレゼンテーションの美しさだけに頼らない質実剛健な味。ソースも濃厚でパキっとした旨味。そして野菜独自の味を活性化させえぐみに到達しない絶妙さ。
ポテトのパンは手づかみで。アスパラは果実かと思うほどの瑞々しさ。ビーチキャベツに合わせたソースの深みにはうならされる。ずっと野菜を食べている感覚が無い。メインの豚肉は炭火で焼かれ絶品。野菜やハーブが苦手な人は難しいと思うけど、どの皿も今日的でとても美味しい。ずいぶん日本の影響もあるように見えた。
サービスもフレンドリー過ぎず実に心地よい感じ。窓の外には大規模な家庭菜園のようなものが見える。野菜類の多くはここで育てられているんだろう。その中でお茶を飲んでいる人もいる。
久々のコペンハーゲン、出だし快調。