2016.04.13
大はし
日本三大唐揚げ(梶原調べ)の後に、東京三大煮込みの「大はし」に寄る。
こちらは店内一切撮影禁止との事にて外観のみで失礼。
「岸田屋」はもちろん都が予算を組んで保存すべき名店。今ほど行き難くなかった頃は、頻繁に行ったものだし、洋風煮込みの「山利喜」も桜鍋をつついた後や元祖カレーパンを仕入れに寄ったりした。これらがいわゆる三大煮込みらしいのだが、実はこの「大はし」は初訪問。
壁の棚にぎゅうぎゅうに並べられたキンミヤ。キープ期間は一ヶ月。一人客はコップにキンミヤと梅シロップを注いでもらってちびちびやってる。僕らもそれでいこうとお願いしたのだが、キンミヤ一本と梅シロップが小瓶に入れられて目の前に置かれた。しょうがないが飲むしかない。炭酸も貰って梅チューハイに。これがなかなかいける。隣の紳士はキンミヤ3本置いて飲んでたんでかなりの豪傑だなと思ってたんだけど、お会計の時に「これ頼んでねえよ」と言い放ち、注文票から消させてた(笑)。勝手に五合瓶を置こうとする店なのか、、、謎。
肝心の煮込みだが、もつ煮込みではなく牛煮込み。悪くない。二人以上で来たら、「牛にこみ」と豆腐の入った「肉とうふ」を頼んでシェアするのが良い。
注文を取るスタッフは擬音だけで対応してるし(笑)、なんだか別世界に来たようで最初は居心地が悪かったけど、空気に馴染んでくると印象が変わってくる。メニューも豊富で気の利いたものが多い。個人的にいわゆる居酒屋通が好む店はあまり好きではなかったりするんだけど、ここは良いな。
キンミヤも残ってるし、近々また行ってみよう。
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