Crypto Punks
かつて全盛期には20-30ETHをつけていた CLONE X や MoonBirds が 3ETH 以下で買えるという、暴落した印象も否めないNFTマーケットですが CryptoPunk はやり方によってはまだまだ利益を出せるということで、相場は下がりながらも取引は活発に行われている印象。これはやはりパンクスが OpenSeaなどのマーケットではなく独自サイトで取引されるため手数料がゼロ(ガス代は必要)というのが大きいでしょうね。一般的に、OpenSeaなどで取引されている 他のNFTは売買の度に7.5-10%(システム5%+クリエイターFee 3%前後)の手数料が一般的ですから、この差はとても大きい訳です。短期投資として眺めた場合 手数料8%というのは高額すぎますし。
とはいえ、パンクスもNFT不況の煽りを受けて、現在フロアは50ETH割れ(BAYCも同じ状況)。しかもフロア付近の価格でも、レアリティの高いものがかつてでは考えられないような価格で取引されています。今買うのはリスクももちろんありますが、まだまだチャンスはありそうですね。フロア付近の売り物はこんな状況。
昨今の取引で注目されるものをいくつか見て行きたいと思います。
人気のフーディはかつては最低300ETHでしたが、今では183ETH で売買が成立したりしている状況。しかもサングラス+タバコでこの価格ですから、相場が戻れば100ETH以上抜ける可能性もありますね。
こちらのVRも64ETHとかなり安い価格での売買成立。VRは最低100Eというのが相場でしたから、これも寝かせれば期待できる物件でしょうね。VRはベースの顔との組み合わせが似合ってない場合も多いですけど、この個体はそこもなかなか良い感じです。
この Pilot Helmet(通称ナウシカ)は 54体しかない超レア属性。かつては 最低200ETHという感じでしたが、これも99E での成立。この個体は特別安かったですが、120E 出せば普通に買える状況。レアすぎてクリプトパンクとわからないアンダーステイトメント性も魅力。
この個体も安さで話題になっていましたが、「3D Glass + White Hair」というこちらもかなり貴重な属性の組み合わせにも関わらず 99ETHと 100を割ってきました。
最近の中でも このVRフーディが215ETH というのは驚きの安さ。今後の状況次第で、マーケットが戻れば350ETHは狙える個体ではないでしょうか。ただしフーディの場合、属性が多すぎるとデザイン的に煩雑な印象となってシンプルネスが失われてしまう印象もありますが。
全体的に見てパンクスは、 純粋に好きな人にはもう少し下がれば絶好のタイミングと言えると思います。あまり待ちすぎるとイーサリアム自体の価格も上がってくるでしょうから 見極めが難しいところですが。
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