さて 5711 Tiffanyでも話題のPHILLIPS  N.Yセールですが、やはりなかなかの時計を集めてきましたね。まず最初の6ロット連続でノーチラスを並べてきました。特に最初の3本が5711で 全て新品という趣向。これはちょっと面白いですね。今回のセールで ノーティラスの価値を神格化させようという彼らの意気込みを感じます。

そしてまずは、この秋冬で3本目のJPS。ケースはシリアル1.9の6241で 今回はブレス付き。文字盤のコンディションもまずまずで、この個体が1.5ミリオン行くようであれば JPSのマーケット相場も上がるでしょうね。

そして、さらに金のポールニューマンが続きます。6241のシャンパンで、シリアル2.0の14Kのケース。この個体の 2’084’231 というシリアル付近には 金のポールが生産されているので 理想的なケースという訳ですね。JPSやレモンに比べるとシャンパンはまだまだ 過小評価されてるという見方もありますので、こちらも期待したいところ。

そして久しぶりに登場の 6239 DOCTOR です。しかもチェリーロゴ付き。通常と異なるブラックのクロノ針が付いていて、これは脈拍を見るのに視認性を重視してとの事の様ですが。テキサスのコレクターからの出品だそうで、まだあるところにはこういう個体があるんですね。

そして6262のパンダ。パンダのPNという意味で言えば 6263は相当に高くなってしまったので ノンオイスターを狙っている人も多いと思うのですが、プラベゼの6264は今相当に高いので 6262のパンダは狙い目だと思います。ベゼルがステンレスになるだけで10万ドル以上安くなりますので。もちろんベゼルは大事ですけど、将来的には差額はもう少し減るような気はします。