©Cartier

「sacai（サカイ）」の2022-23年秋冬コレクションのランウェイで発表された、「Cartier（カルティエ）」の限定ジュエリーコレクションがいよいよ発売される。誕生から100周年を迎えるトリニティリングのデザインをsacaiのデザイナー阿部千登勢とCartierが再構築。その全6モデルを紹介する。

愛情、友情、忠誠を一つにした『トリニティ』リングに”動き”を

愛情を示すピンクゴールドと忠誠を表すイエローゴールド、そして友情を象徴するホワイトゴールドの3本のリングが互いに絡み合う「トリニティ」。 ルイ・カルティエが、ジュエリーと彫刻、マスキュリンとフェミニン、装飾品とシンボルといったふたつの境界を曖昧に表現したいというルイ・カルティエの発想から1924年にデザイン。1981年に「カルティエ トリニティ」として改めて発表された。以降、一世紀以上にわたりジャン・コクトーやマドンナ、キャサリン妃をはじめとする著名人に愛用されてきた。

幼い頃から、「トリニティ」のシンプルで力強いデザインが好きだったというsacaiの阿部千登勢は、3色の色彩はそのままに、フォルムやリングのカーブ、身に着ける位置、機能を再考。「服に対するアプローチと同様、私は動きによって形がどのように変化するかを探求しました。それぞれのリングの間の距離は、忠誠心という価値の間の緊張のメタファーとして機能し、見慣れたものを出発点として新しいものを生み出すため、まるで動いているかのように捉えました」。

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2つのリングやブレスレット、チョーカー、シングルイヤリング、 シングルイヤリングでもリングでもある万能なピースの6モデルで構成。カルティエ インターナショナル プレジデント＆ CEOのシリル・ヴィニュロン氏は、「ステレオタイプではない、力強くも優しい、新たなトリオの芸術」とコメントを寄せている。

CARTIER TRINITY FOR CHITOSE ABE OF sacai
受け継がれる、タイムレスなピースたち

 

Ring

517,000円

621,500円

イエローゴールドのみを丸いリングのまま変えずに、ピンクゴールドとホワイトゴー ルドの2本を楕円に変更。トリプルリングは着け方によって最大4本の指に着用できるなど、幅広い組み合わせを楽しむことができる。

Bracelet

1,161,600円

ホワイトゴールドとピンクゴールドの2本のリングが開閉し、手首を飾るデザイン。大きな楕円を描くイエローゴールドは手首に変則的に寄り添うだけではなく、そのまま手を通し着用することも可能。

Necklace

2,217,600円

トリニティの3本のリングをネックレスに一新。軸をわずかに動かすことで、それぞれの位置をカスタマイズでき表情を変えることも。

Single Earring ＆ Ring

594,000円

ゴールドの丸いリングとピンクゴールドとホワイトゴールドの楕円リングを、それぞれ部分的にカットすることで、イヤリングとして耳元を飾ることができ、リングとしても着けることができるハイブリッドな逸品。

Single Earring（日本限定モデル）

324,500円

3本の独立したリングを部分的にカットし、 互いにぶら下がるようにデザインしたイヤリング。2本のリングを耳に着け、もう1本はぶら下げたり、逆にしてみたり……4種類の付け方を楽しめる。

コレクションは一部のカルティエ ブティックの他、表参道交差点にオープンするCARTIER TRINITY FOR CHITOSE ABE OF sacaiポップアップストアでも展開。ポップアップストアは、sacaiの青山店の建築デザインを手がけた藤本壮介がデザインした特別な空間となっている。それぞれのクリエイティブが融合した唯一無二のコレクションは7月7日に発売。

■CARTIER TRINITY FOR CHITOSE ABE OF sacai
国内展開店舗：下記カルティエ ブティック6店舗とCARTIER TRINITY FOR CHITOSE ABE OF sacai ポップアップストア
銀座ブティック/伊勢丹新宿本店/六本木ヒルズ店/表参道ポップアップストア 大阪：心斎橋ブティック/阪急うめだ本店 福岡：岩田屋本店・新館
※ポップアップでの購入商品は後日発送。

■CARTIER TRINITY FOR CHITOSE ABE OF sacaiポップアップストア
場所：表参道交差点:東京都港区南青山 5-1-1
期間：2022年7月7日～7月25日
営業時間：11:00 – 19:00 入場無料