2020 Pulsar
1970年代にハミルトンが設立した Pulsar の、代表的なモデル P2 の復刻モデル「Hamilton PSR」が発表。デザインは忠実に再現したようで、当時のP2にかなり雰囲気近いですけど、肝心のロゴはやはりPulsarではなくHAMILTONに。
Hamilton PSR S/S 90,000 yen + taxHamilton PSR YG/PVD 120,000 yen + tax
1979年にハミルトンの親会社の SSIH ( Swatchグループ) が セイコーに 「Pulsarブランド(というかPulsarのブランド名)」を売却したので、ハミルトンはパルサーを名乗れない事情があるのだと思います。ただ それでも、ここまで忠実に復刻する情熱があったのならば、SEIKOに名前の使用料を払ってでもPulsar名義で出して欲しかったです。その分この時計が高くなったとしても、ブランド価値は高められたんじゃないでしょうかね。
右はPVD仕上げの限定モデル。 Cf:HODINKEE
オリジナルはボタンを押した時だけLEDが点灯し、それ以外は内部のLEDメカがうっすら見えているところが魅力でしたが、今回のモデルは常時点灯になるようですね。もちろん便利なんですけど、それがパルサーの大きな特徴だったので、少し残念な気も。
右がオリジナルの Pulsar P2。 Cf:HODINKEE
一般的に何かを復刻したモデルは、どれだけ似ていてもそれはあくまで “復刻” であり、色モノ的なイメージは避けられないものですが、Pulsarに関しては当時のオリジナルの修理が難しく、正常に動作する良い個体が減ってきている事情もあるので、これは一定の人気を得れそうではありますね。
しかしながら、当時のパルサーはなんとも魅力的なデザインですね。近未来感とアメリカの匂いが同居する不思議な雰囲気。
Pulsar P3
Pulsar P4
Pulsar P3 / P4
1975 Pulsar P3 retailed by TIFFANY
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