2017.05.10
EIZO ColorEdge CG318-4K
スマートフォンやタブレット、ノートPCが主流の昨今、デスクトップPC用のモニターの世界ではゲーミング用、オフィス用が主流でクリエイティブ環境用のモニターが少なくなりつつある。そんな中、EIZOはデザイン、写真、医療などのプロフェッショナルユースのモニターを提供し続けています。
僕も仕事柄、UI/UXのデザイン開発環境にて高解像度でカラーマネージメントされたモニターが必須な為、EIZOのColoEdgeの4Kモニターを使ってます。モニター上部にキャリブレーションセンサーがあり、定期的にモニターのキャリブレーションを自動で行ってくれたり、ユーティリティを使ってRGB値や輝度などを変えたプロファイルを作り、選ぶだけで、様々な環境をシミュレート出来る。例えば、サイネージモニターやスマートフォンなどの液晶を再現して確認するなどが容易に行えます。
UI/UXの色決めを漫然と行っていると実機では思いも寄らない色になってたり、室内や屋外での環境光の違いも予想を超えた結果になる事が多々あります。
また、個人的な趣味のモノクロ写真の編集なんかでも専用の色域設定で通常のモニターでは再現出来ない階調表現やダイナミックレンジを再現して編集出来る為、下手な写真がまる分かりになります(笑)。
ちょいとお高いですが、プロのツールとしては撮影機材や入力系、ソフトウェアに次いで実は重要なのがモニターだと思います。
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