例のノイエクラッセ・コンセプトの「ボディ両端の特徴的な斜めヘッドライト」を採用してきた新型 iX3が発表。かなり挑戦的なデザインであり、フロントはアグリーと言えなくもない形状ですが、最近のBMWはあえてアグリーなテイストをアクセントとして意識的にやってる感じもあり、この辺もデザイン戦略なのでしょう。

ただし、コンセプトの Vision Neue Klasse の革新性とは 「フロントの２つの大きなグリルのようなパーツ」全体をキドニーグリルと解釈することで、中央にキドニーグリルを配置する事が必要がなくなる、という事だったと思うんです。

Vision Neue Klasse

この部分を「キドニーグリル」と解釈する訳ですね。そうすると中央にもう縦長のキドニーは不要になる訳です。

ただやはり、今回はそこまで一気には行けなかったのか、 中央にキドニーグリルを配置してきましたね。ただしその両側の横長の黒いパーツ、その中に左右の斜めのLED 等 は Vision Neue Klasse のテイストを盛り込んでます。少しずつ顧客の反応を見て方向性を決めて行くのでしょう。

 

サイドビューはわりと常識的なフォルム。

リアは割と新鮮で、フロントより受け入れられやすいデザインです。