2022.02.06
ROLEX
昨夜、ROLEXがインスタグラムの公式アカウントにある投稿をしたのですが、それがちょっとした話題に。
投稿自体は何と言うこともない、デイトナの広告的意味合いのもので、手巻きの時代のデイトナをいくつか紹介するもの。まずは6239の白ポールの写真でこれは問題ないんです。
問題は次の時計。一見するとシルバーの6263/6240 なんですけど、これが見たことない(存在しない?)文字盤なんです。通常は2段目の筈のOYSTER表記が 3段目。かつDAYTONAロゴが下段に存在。
そして次の写真が 普通の6263のシルバー文字盤。当然ですけれど、OYSTER の文字は中段に配置。DAYTONA文字は赤字(無いタイプも存在しますが)。
6263 BIG RED(SilverDial)
よく似たモデルに OYSTER ALPINA というモデルがあるんですが、それにはDAYTONA 表記は無い筈なんですよ。しかもアルピナとは OYSTERのフォントや表記サイズも全然違います。つまりROLEXが投稿した写真は、一般的には「存在しない文字盤」だった訳です。
6240 OYSTER ALPINA
ただし 昔の日本のカタログには今回のこの文字盤(RCO+DAYTONA仕様)のモデルが存在したという説もあるんですが、それともロレックス社のいつもの間違いというか無知から来た投稿なのか、ちょっと理解に苦しむところです。
でもROLEXは以前もこんな金無垢デイトナの写真(6241/64のYGのケースに何故か6263の4line文字盤を入れた個体)を投稿して未だに消していないくらいですから、今回の投稿に関しても 推してしるべし なのかもしれませんが。
- Keywords:
- Rolex