渋谷PARCOの 「POP BY JUN」で開催中の”蔵出し” 。小宮山書店に続く、第二章では、 「BLANKMAG（ブランクマグ）」と「flotsam books（フロットサムブックス）」の2店舗が”タイマン”出店しており、それぞれのディープな個性が衝突しあう、ユニークな空間になっている。

上村真俊をキュレーターとして迎えた三章構成のアートブックフェア” 蔵出し”。第二章では、独自の視点で選書されたファッション、写真集、アートなどを中心にさまざまなカルチャーを展開し熱狂的なファンがいる BLANKMAGとflotsam booksにスポットを当てる。

BLANKMAGは20年以上に渡って蒐集された膨大なアートコレクションを武器にファッション、アー ト業界等、世界中に多くのコアなファンを持つカルチャーレーベル。一方のflotsam booksは、オンライン書店と2020年1 月に代田橋に実店舗をオープンしたブックショップ。ファッション、写真集、アート系のジャンルを中心に、ビジュアルブックを専門に扱っている。

店内は蛍光色のテープで2つに分けられ、向かって左がflotsam books、右がBLANKMAGの売り場となる。希少なzinやアートブック、ポスターが並ぶ中、flotsam bookは山谷祐介の写真集「Doors」のブースを設置。写真集だけではなく、制作のためにシャッターを連打した写真をプリントしたA4用紙が積み上げられており、誰でも持ち帰りが可能となっている。会期は7月12日まで。

■”蔵出し” 第二章
会期：6月29日〜7月12日
URL：https://www.junonline.jp/special/popbyjun-kuradashi/