2019.12.18
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さて2019年度の国内版のミステリランキングはこの作品が1位を獲った訳ですが、いかにも「ミステリファン向けの作品」という印象でした。確かに最後に大きな仕掛けがあり、大きな驚きがあるのですが、全体的な設定がリアリティゼロなのでこの手の作品に慣れてない人からすると、少し子供っぽい作品に感じるかもしれませんね。
海外版は、やはりこの作品の圧勝でした。これはまあ、異論のないところでしょうね。作者本人がワトソン役という構造も、そして全体の伏線も見事でした。
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- Japanese Authors