Auction Geneva
ジュネーヴのオークション・ウィークも終わり、結果はまずまずという感じでした。ヴィンテージに関してはコンディション次第という風潮がやはり強い印象。現行系はやや弱めという流れは継続。円が弱いので 僕らから見て高く見えてる側面はあり。
注目の6264 Cherry は685,800CHF という高額落札で、数年内に 1Mも見えてきましたね。やはり金無垢ケースでレアなものはこれからもどんどん高くなるのではないでしょうか。
Ref.3700/1 ノーチラスのレアなプラチナ、かつ Gübelin ダブルネームと。結果は2.54M。一時期に比較すればやや低調なノーチ/アクアですが、こういうものは依然 高いですね。
6265 Khanjar/oman は 571Kとまずまず。やはり6265は黒文字盤出ないと弱め。ケースシェイプがやや dull だったのもマイナス評価だったのかもしれません。
5740のTiffanyですが、403Kというリザルト。悪くない結果ですが 一時的ノーマルの5740が日本でも4,000万円以上で売られていた事を考えれば、やはり少し低調なのかも。
6241のシャンパンポールは444K。これは夜光のコンディションが悪かったので、やはりEstimateを越えられませんでしたね。それでも日本円だと7,500万円ですから、かなり相場も上がってきました。
6239の黒ポールは279Kと、まずまずの結果。かつてはステンベゼルはプラよりはっきり安かったですが、昨今はどちらでも関係ないといった感じですね。
5004 の ダイアインデックスが283K。ちょうど先の黒ポールとほぼ同じ値段。こうなってくると時計選びとしては面白いですね。5004と言えばもちろんアラビア文字盤が基本ですが、あまりにも多くのアラビア文字盤を見るせいか、こういう3970にも入る ノーマル系の文字盤の5004の方が 逆にレアで目立つ感じもありますね。
- Keywords:
- Patek Philippe
- Rolex