2018.07.06

エルメス”映画”テーマの参加型展覧会「彼女と。」開催

hermes0507

東京・銀座メゾンエルメスにおいて予約制ミニシアターを擁する「HERMÈS(エルメス)」は、映画とメゾンの関わりについてこう語る。映画はサヴォワールフェールや独自の視点、さらには職人たちのチームワークによってつくりあげられるものです。まさに、エルメスのものづくりがそうであるように。今夏、エルメスが東京・六本木の国立新美術館とともに開催する「彼女と。」もまた、映画との関わりを感じさせる展覧会だ。エルメスが提案する現代的女性像の考察をテーマに掲げた観客参加型展覧会とあり、開催前から注目が集まっている。

広大な映画スタジオさながらの会場では、ひとりの「作家」がある女性「彼女」の存在を追いかけるというストーリーが繰り広げられる。エルメスのレディス部門のアーティスティック・ディレクターのバリ・バレとレディスレタポルテのアーティスティック・ディレクター ナデージュ・ヴァンヘ=シビュルスキーの監修による展覧会に訪れた来場者は、主人公の「作家」とともに、彼女の知人や断片的な映像、エルメスのオブジェを介して「彼女」の存在を紐解いていく。

Beach1

同展がユニークな点は、来場者が単なる鑑賞者ではなく、「作家」や「エキストラ」役にもなれるということ。11人が役者となって考察していく同展では、それぞれの独自の目線で「彼女」像を思い描いていく。エルメスらしいプレイフルでウィットに富んだインタラクティブ展覧会への“出演”は、事前予約が必須。特設サイトから予約が可能だ。

◼︎彼女と。
会期:2018年7月11日(水)~7月30日(月)
開館時間:10:00~18:00 ※毎週金・土曜日は21:00まで
休館日:毎週火曜日
会場:国立新美術館 企画展示室2E 〒106-8558 東京都港区六本木7-22-2
主催:エルメス、国立新美術館
入場:予約制、無料
URL:hermesavecelle.com

Keywords: