2018.05.27

祈りの幕が下りる時


東野圭吾の作品の中ではダントツに「新参者」が好きなんだけど、長編になるとあまり魅力が発揮されない感じ。
映像化されてもそうで、ガリレオシリーズの「容疑者Xの献身」は映画としてかなり好きなのに、「新参者」シリーズはいまいち。
シリーズ最終作といわれた「祈りの幕が下りる時」、もちろん出たときすぐ読んだんだけど、なんだろう、、食い足りない感じしかしなかった。え?これで終わるんだ、というか。
ところが、映画で見て納得。確かにこれは完結編だ。小説は読み急ぎすぎたのか、全くこの魅力を感じることができず残念。
壮絶な人生に親子の物語が交差する。ファンにとっては手応え十分。観て良かった。

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