2024.11.06
Comedian
2019年12月、マウリツィオ・カテランがアート・バーゼル・マイアミ・ビーチで発表し、世界中から大きな注目を集めた「Comedian」。同作が、11月20日にサザビーズ・ニューヨークにて開催されるオークションに初めて出品されます。
同作は3エディションと2つのアーティストプルーフから構成され、そのひとつはニューヨークのグッゲンハイム美術館のコレクションに収蔵されている。作品の予想落札価格は100万~150万ドル(約1億5300万〜2億3000万円)であり、予想範囲内の価格で落札されれば、2019年にペロタンが12万~15万ドルで3エディションを販売した当初の価格の7~10倍になる。
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まぁ勿論、話題ありきの作品で これがアートの歴史に残るかどうかは微妙なところですが、こういうった仕掛けも含めて現代アートというものが成立しているのは間違いないところです。
この手のものはやはり最初にやった人が偉大(この場合はデュシャンの「泉」ですが)…と言うことかもしれません。ただ今回の作品のもつ新しさはバナナを食べて、交換しても良いっていうところなんでしょうね。実にくだらない話とも言えますが、これもアートの側面なのでしょう。
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