2024.01.19
「因果鉄道の旅」根本 敬
”トラブルメーカー”というか、何やら面倒なことや変なことにいつも巻き込まれる人って周りにいません?
え?自分がそうだ?
そんな人間のことをこの本は「因果の星に生まれた」と評している。
その言葉の表現が、かっこいいと思う。そして、何を隠そう、僕もまさに因果の下で生きている自覚のある人間。
トラブルの匂いがしたら、離れるのではなくオイシくなるまで関わってみる。
何でそんなことするんだって?「でも、やるんだよ」それしかないでしょ。それぞれに因果鉄道の旅がある。
インスタで誰かを羨ましがる前に、自分の因果に気づいてみよう。ロールモデルなんていらない。
◆「OPEN BOOK」代表の田中開が選書するequaland SHIBUYAの『グラスを傾けなくても心に触れる本棚』。その中から田中開がRing of Colourにちょっとだけ語りたい一冊を紹介する不定期連載です。
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