日本のヒップホップ黎明期に活躍したTINY PANX。彼ら自身がその時代を振り返る書籍「TINY PANX +1 TOKYO CHRONICLE 1977-1990」のクラウドファウンディングが、2月7日からスタートする。

同書籍製作プロジェクトは、TINY PANXの藤原ヒロシと高木完、そして二人とともに1980年代を過ごした編集者・デッツ松田が始動。パンクの誕生から、三人の出会い、TINY PANXの結成、そして80年代の東京クラブシーンにおよぶまで、三人の鼎談形式で綴られる。

クラウドファンディングでは特別な装丁で、宝島にTINY PANXが連載をしていた「LAST ORGY」の一部を再収録。また、藤原ヒロシが80年代初頭に個人撮影したロンドンのストリート＆クラブ写真なども掲載する。

リターンアイテムは書籍を含め、金額に応じてTINY PANX 特製ステッカーや、限定非売品の7インチアナログ盤（「LAST ORGY」のファーストテイク）、フラグメントデザイン特製Tシャツやフーディーを用意。実施期間は4月8日まで。

世界が注目する90年代の東京・原宿ブームの礎を作ったとも言える二人と、それを近くで見続けてきたデッツが振り返るそのシーンとは。160ページにも及ぶ1冊に期待せずにはいられない。

■TINY PANX +1 TOKYO CHRONICLE 1977-1990
クラウドファンディング特設サイト（ページは2月7日にオープン）
期間：2022年2月7日〜2022年4月8日