2021.02.01

宇宙と人類、AIの進化を紐解く「2021年 宇宙の旅」表参道GYREで開催

ASpaceOdyssey Monolith20210201_01
Pierre Huyghe「100万年王国」(2001)

「2021年宇宙の旅 モノリス_ウイルスとしての記憶、そしてニュー・ダーク・エイジの彼方へ」が、表参道・GYRE GALLERYで2月19日から4月25日まで開催される。

ASpaceOdyssey Monolith20210201_02
Anish Kapoor「Syphon Mirror- Kuro」(2008)photo by Gautier Deblonde

ASpaceOdyssey Monolith20210201_03
Darren Almond「”Perfect Time (14 x 1)”」(2013)photo:©︎2018 Stephen Schauer

ASpaceOdyssey Monolith20210201_05
Neri Oxman「“Mushtari : Jupiter’s Wanderer”」(2014)photo by Yoram Reshef

ASpaceOdyssey Monolith20210201_04
Proto-A「FORMATA」(2020)

Stanley Kubrick(スタンリー・キューブリック)が監督を務めたSF映画の金字塔「2001年 宇宙の旅」。本展では、映画の時代背景となった2001年から20年が経過した現代において、今一度、人類に宇宙観と未来観を問いかける作品に焦点を当てる。Anish Kapoor(アニッシュ・カプーア)、James Bridle(ジェームズ・ブライドル)Pierre Huyghe(ピエール・ユイグ)ら、国内外から全9組のアーティストが参加。

ASpaceOdyssey Monolith20210201_06
森万里子「トランスサークル」(2004)photo by David Sims

ASpaceOdyssey Monolith20210201_07
James Bridle「Se ti sabir」(2019)

ASpaceOdyssey Monolith20210201_08
赤瀬川原平「宇宙の罐詰」(1964/1994)photo by 二塚一徹

ASpaceOdyssey Monolith20210201_09
オノデラユキ「Darkside of the Moon No.1」(2020)

宇宙を缶に閉じ込めた「宇宙の罐詰」や、縄文の時空間を宇宙母体へワープさせる装置、宇宙でも人類が生きられるよう臓器の機能を拡張するコルセット、市場から見捨てられたキャラクターが月面を彷徨う映像作品や、「月の裏側」という概念を永遠のメタファーとして存在論的問題を提示した作品など並ぶ。既存の価値観の転換が迫られる今現在、これらの作品群を通して「2001年 宇宙の旅」が提示する、人間とテクノロジーの関係、人類の進化を紐解いてゆく。

■2021年宇宙の旅 モノリス_ウイルスとしての記憶、そしてニュー・ダーク・エイジの彼方へ
会期:2月19日(金)〜4月25日(日)
会場:GYRE GALLERY
住所:東京都渋谷区神宮前 5-10-1 GYRE 3F
開館時間:11:00-20:00
参加アーティスト:赤瀬川原平(アカセガワ ゲンペイ)、Anish Kapoor、Pierre Huyghe、オノデラユキ、森万里子(モリ マリコ)、Darren Almond(ダレン・アーモンド)、Neri Oxman(ネリ・オックスマン)、James Bridle、Proto-A(プロトエイリアン・プロジェクト)
問い合わせ先:03-3498-6990

Keywords: