2020.11.12
BMW iX
BMWはEVの i シリーズの新型車として、フルサイズSUVのiXを発表。外観はまあ昨今のデザインソースを基本にややエッジを効かせて、サイドビューは i3のウインドウグラフィックのイメージを落とし込んだ(実際には平凡な形状だがCピラーのブラックアウトの帯で上手にそう見せている)デザイン。2つのモーターを搭載し500psを発生。
内装の方は、新しい提案をたくさん詰め込んだというか 非常に際どいところ攻めてきました。これ コンセプト的にはリサイクル可能素材の使用だったり色々と事情があったのでしょうけれど、デザインがややアクが強く、エコでシンプルに徹したいのか 豪華でお洒落に見せたいのかどっちつかずの やや奇抜な印象 になってしまってるような気もします。BMWとしてはかなり先進性を打ち出したのだとは思いますが、一般的にはちょっと魅力が伝わりにくいのではないでしょうか。
メルセデスやBMWがテスラを意識しているのは間違い無いので、シンプルで無国籍なテスラに大して独自色を打ち出したいのだとは思うんです。ですが もっとシンプルに考えて、アップル的な方向性で良いような気はしますね。
奇抜なステアリング形状。
リサイクル思想からか 見慣れないテクスチャーの素材を多用。
一方で、クリスタルを使用したりどことなくアンバランスなイメージも。
カーブ形状のメインディスプレイ。
シートも三角形や斜線を多用し、現代アート風の方向性。
こちらはレザーに見えますが、もしかしたら人工皮革の可能性も
こちらもシートデザインはかなり奇抜な印象。
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