新型GLEですが AMGパッケージだと、なんと全幅 (ミラー含まず) が2,018mmもある模様。この数値はカリナン2,000mm、ベンタイガ1,995mmよりも幅が大きいという事になり、これはには驚きました。下図をよく見るとわかりますが、AMG仕様のSPORTはオーバーフェンダー化されてますね。この拡大が +71mmという事なのでしょう。ただし、ミラー込みの全幅で比較するとカリナン2,164mm、GLE2,157mmですから、カリナンの方が僅かに大きいという事にはなるのですが。

 

 

ノーマル仕様は1,947mmですから、ボディの純粋な幅と言うよりもAMG仕様のオーバーフェンダーが +71mm もあると言うことですけど、それでも 最大部位が実測値で この長さあることは確かな訳で、これは都内では相当に大きいサイズだと思います。

GLEでこれですから、GLS Maybachは当然これより大きくて全幅が2,030mmもあるようですね。今までメルセデスはベントレーやロールスに比べると、全幅を意識的に抑えてる印象でしたが 、少なくともSUVに関しては、もはや大きくしていく方向のようですね。

これがそのSport仕様のフェンダー部分。かなり複雑なプレスのフェンダー。スポーツカーでもここまで凝ったものは少ないかも。しかしGLEというミドルレンジのSUVに これほどの複雑なフェンダーを用意しなければいけない時代。自動車販売戦争を勝ち抜くためには、商品力を高める努力は全てやるといったところでしょうか。

デザイン上少し気になる点は、リアドアとカーゴルームの間の太いCピラー風のデザインがML時代からの伝統で、敢えてそこを残したデザインにしてる感じですが、皮肉にもその部分が特にちょっと古く見えるような気がします。