Mazdaが開発中のBEVの試作車「e-TPV」これはベースを新型のCX-30をベースに作られたテストカーですが、日本車にしてはデザインにヨーロッパの佇まいが感じられます。これを見ると最近のMazdaの一連のデザインはワールド・スタンダードをクリアしていると言って良いと思います。

もともとのCX-30のデザインも良さもあると思いますが、マットな塗装などテストカーらしい処理によって、いっそうストイックな感じが際立ってますね。前輪から後輪へ連続するオーバーフェンダーの処理も非常に上手いですね。

こう見るとあくまで日本特有の土着的デザインを展開するトヨタとは違って、完全にMazdaはどちらかと言えば、JAGUARやVOLVOと同じようなデザインの方向性を目指しているのではないでしょうか。ただ、デザインを綺麗にまとめたからといって売れるとは限らないのが、自動車の難しいところでもあるのですが。