2017.03.18
虎白
いまだ入手困難のBALMUDA The Gohan。
この炊飯器で炊いたご飯を使った懐石料理を頂くという贅沢な機会を得ました。
まずは炊きたてのご飯だけを出したり、海老しんじょうのつなぎに使ったり、手巻き寿司にしたり、トリュフ入りの雑炊に仕立てたり、脂ののったのどぐろを崩しながら食べると炒飯のような味わいになる趣向も。もちろん手を尽くした「琥珀」の料理自体が素晴らしいのですが、思った以上にご飯そのものが美味しかった。正直、冷や飯に刻んだ塩昆布をかけた一皿が最も印象的だった。
冷や飯が美味しいというのは、相当にポテンシャルが高い証拠。炊きたてが旨い上に、弁当でもおにぎりでも最高なわけ。そしてこの炊飯器、実はある駅弁のご飯を目指して開発されたという、、、。なるほど、食感はかなり近い。というか、あの駅弁のご飯が、ただ炊かれたものではなく「蒸し飯」であることを初めて知った。
ジャー機能(保温)がない炊飯器だけど、これは欲しいな、、、。
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