ベンテイガ、確かにSUVの中では群を抜く高級感がありました。レンジローバー・ヴォーグと比較すると、操作系が軽いレンジに対して、とにかく重厚感のベンテイガという感じでしょうか。V12エンジンのタッチも非常に精緻で、重厚かつパワフルという印象。この後に出るV8モデルが本命かなと思ってましたが、このV12のパワートレインこそ、この車のコンセプトにふさわしいのかもと感じました。

サイズはヴォーグより少し大きいくらいなんですが、Aピラーの傾斜が強く、ドライビングポジションに適度なタイトさがあるため、運転するとスポーティな感覚もあります。内装のフィニッシュもよくできていて、ベントレーらしい雰囲気が上手く出てると思います。

外観デザインは最初のコンセプトカーの方が僕は好きでしたが、これはこれで上手くまとめましたね。ソリッドブラックの塗装もベントレーらしくて良かったです。

これからランボルギーニもSUVを出すようですし、このマーケットは、ますます激戦区になっていくでしょうね。