長年親交のあるKAWSと初のコラボレーションを発表した「sacai（サカイ）」の2021年秋冬メンズコレクションをルック。今シーズンは、ストリートから生まれたパンクからヒップホップへの変遷から生まれるクリエイティビティに、1960年代に発生したカウンターカルチャーのコードを組み込むことで自由なスタイルを構築。共通項となるディテールやスタイルを見い出し、sacaiらしいクラシックへと落とし込んでいる。

■「ウェアラブルアート」にオマージュを、sacai×KAWSの初タッグ

KAWSとのコラボレーションでは、イヴ・サンローランとオランダの抽象画家ピート・モンドリアンの出会いにより実現した「ウェアラブルアート」の概念をオマージュ。1965年に発表され現代までも受け継がれるモンドリアンルックに潜む両者の文脈に、KAWSと阿部の関係性を重ね合わせた。

カラー展開はマルチカラーとカモフラージュの2パターン。KAWSのアートワークがメンズと21年プレコレクションのウィメンズのシルエットへと忠実に落とし込まれた。また、ウェアだけではなくバッグや靴下などの小物類や、アートワークそのまま落とし込んだブランケットを展開。7月には、Nike x sacai – sacai x KAWS Blazer lowも登場する。

▪️sacai
http://www.sacai.jp/