ALPINA B3
新型3シリーズ(G20) ベースのB3に試乗してみたのですが、非常にユニークなモデルに仕上がって感心しました。アルピナと言えばこのところは大トルクのディーゼルエンジンが有名でしたけど、今回のB3はガソリンの3.0 直6 のB3も2500回転から71.4kgmという大トルクを発生し、パワーも462ps。走り出すとしたの方から物凄いトルク感で、ポルシェあたりとは全く違う走りで、非常に面白い。もちろんD3sも用意されています。
今回からベースがMエアロとなって非常にデザインもスポーティに。そして本家のBMWの方がM3/M4 が巨大グリルになってしまうという事情もあって、日本でもかなり売れているのだとか。
ベースの3シリーズが大きくなったとは言え、幅1,827mmは ほぼ全ての立体駐車場に入るでしょうから、なかなか万能なスポーツセダンと言えると思います。内装もオプションで豪華にできますし、992とかの代わりにこういう選択もあるのかな、と思いましたね。リアシートもきちんと座れますし、乗り心地もかなり良好。何より最近のひたすら内装が派手になっていくAMGとは全く違う雰囲気が新鮮でした。
これを購入される方はボディカラーで大いに悩むと思います。アルピナブルーとアルピナグリーンから選ぶのか、それとも黒などの普通の色にするのか。その悩む時間も楽しみになるようなクルマではありますね。オーダーから納車まで1年強というのも、今時あまりにも長いですし、そこも含めて楽しめる方にはピッタリだと思いました。
最初は派手すぎると感じる このアルピナブルーが 見慣れてくると もうこの色でいいんじゃないかと思えてくるのが不思議です。実際B3の場合は、黒などの色だとちょっとアルピナ感が足りない印象。実際にも、B3ですと アルピナカラーを選択する人が60-70%を超えるのだとか。