アメリカ人アーティストDaniel Arsham（ダニエル・アーシャム）とポケモンによる展覧会「Relics of Kanto Through Time（レリックス オブ カントー スルー タイム）」が、渋谷パルコで開幕した。

ポケモン史上初となる本格的な現代アーティストとのコラボレーションプロジェクトとして2020年4月に始動し、4月にはUTとのコラボTが発売。6月には渋谷のナンヅカ ギャラリーで展覧会が開催された。プロジェクト第3弾となる本展では、アーシャムによって新しく生まれ変わったポケモンの未公開彫刻作品に加え、アーシャムが掲げる作品コンセプト「Fictional Archeology（フィクションとしての考古学）」の世界観を体感できるインスタレーションを世界初公開する。

展示作品はPARCO MUSEUM TOKYOに全9点、２Gに4点。これに、パルコ1Fにはピカチュウのパブリックアートを設置された。パブリックアートはアーシャムの作品の中でも過去最大級となる高さ約2mサイズのブロンズ製で、古代から存在するブロンズを使い、新しいプロセスで制作した過去、現在、未来が融合したアート作品となっている。

なお、COVID19感染拡大防止対策の取り組みとしてとしてPARCO MUSEUM TOKYOは8月8日11時より、自宅にいながらあたかも実際に展示会場に居るような鑑賞体験を楽しむことができる3Dビューのオンライン展示を開催。会場内を移動、また360度見渡すことができるなど、会場の様子を3DビューでPARCO ARTのWEB SITEから無料で観賞できる。