2019.12.07

藤原ヒロシ×山口一郎「FUJI-YAMA」初の公開収録をレポート

BS19038-120

藤原ヒロシとサカナクション山口一郎によるBSフジの番組「FUJI-YAMA MID-NIGHT-FISHING」が、放送開始から1周年を迎えた。これまでこたつに座った異例のスタイルをはじめ、伊勢丹新宿店や寿司屋、山の中など、”想定外な”ロケ地でも話題を集めてきた同番組。2020年初の放送では、渋谷ストリームホールを舞台に初めて開催された公開収録の模様を2週にわたりオンエアすることが決定した。11月某日、トークとセッションで盛り上がった公開収録の様子をレポートする。

17:00   開場 新作サリンジャーラテが大人気

BS19038-021

BS19038-028

FUJI-YAMA初の公開収録とあって、チケットは早々に完売した同イベント。開場後すぐに会場に多くの人が訪れた。会場下のフロアにはこの番組で共演した丸若裕俊がオーナーを務める渋谷の茶葉屋「GEN GEN AN」が出店。山口一郎と藤原ヒロシそれぞれが好きなお茶をGEN GEN NFパウチパッケージで販売するとあって、すぐに長蛇の列が。その反対側には質問ボックスが置かれ、書き込む人でも賑わっていた。

BS19038-023

一番最初に売り切れたのはサリンジャーラテ。何やら魅惑的なネーミングのお茶は、ライ麦茶にミルクを入れたここで初披露となった新作。イベント後、「GEN GEN AN」でも販売も始まっている(ホット限定)。

 

18:00 開演 第一部はお馴染みのこたつトーク

BS19038-047
開演後2人がステージに現れてすぐに、後列の人たちは「あれ?姿が見えない!?」という状態に。なぜなら、お馴染みのFN柄のこたつに座るという異例のスタイルでトークを始めたからだ。とはいえ会場に意見を求めたりと、朗らかなムード。2人はいつものようにこたつの上のみかんをつまみながら、山口の健康診断結果(異常なし!)にはじまり、藤原が体験した古本屋との心温まるストーリー、時事ネタ、犬派?猫派?といった来場者の質問に答えるなどし、1時間30分のトーク時間はあっという間に終了した。

BS19038-077

BS19038-085「いつも収録では2時間以上話している」という2人はまだまだ話せると物足らなそうな様子。ここに居るからこそ聞けた話も多数あり、カットされていないことを願いたい。

19:45 第二部は「忘れられないよ」「タイムマシーン」互いの新曲をセッション

BS19038-001

15分の休憩を挟んで、第二部では後ろの人たちにもようやく2人の姿が眺められる状態になり、生演奏がスタートした。ここからはサカナクションの江島啓一、岩寺基晴、そして世武裕子も参加し、FUJI-YAMAらしいセッションが繰り広げられた。

BS19038-137

BS19038-212「宝島」など数曲を経て、「お互いの新曲をやりましょうか」ということでまずはサカナクションの「忘れられないの」を即興でアレンジ。お互いなかなか納得いかない様子で、試行錯誤する様子も。中盤では山口がPVさながらに踊り出し、会場からも声援が飛んだ。そして「一旦切り替えましょう」ということで藤原の新曲「タイムマシーン」の演奏がスタートした。

BS19038-246

ラストには「忘れられないの」にリベンジし、全員一致の満足いく仕上がりに。曲が仕上がっていくライブ感とその空気感は阿吽の呼吸で進められ、あっと言う間に初の公開収録は幕を閉じた。放送は1月4日と11日、いずれも土曜日25時からスタート。新年を迎えたひとときに、ぜひこたつに入って観て欲しい。

BS19038-262

▪︎FUJI-YAMA MID-NIGHT-FISHING公式サイト

Keywords: