2024.03.18
New G(W465)Facelift
3月26日にも発表されるGクラスのfacelift モデル。電動モデルの EQG はG580e(正式にはG580 with EQ Technology )という名前になるようですね。これには驚きましたが、メルセデスは完全電気自動車化からの撤退を表明しましたし、EQシリーズを徐々に整理していくのでしょう。G580e だけは 遅れて 4月24日発表の予定で、今回からGクラスのコードネームもW465 に変更となります。
1…モデル構成&エンジン
・G450d は48Vマイルドハイブリッド 直6ターボ367+20ps
・G500 は 48Vマイルドハイブリッド 直6ターボ 443+20ps
・G580e が EQGの正式名称で完全EV 579ps
・G63 は 48Vマイルドハイブリッド V8ターボ 577+20ps
・G63 は 48Vマイルドハイブリッド V8ターボ 577+20ps
電気自動車バージョンを「EQGではなく、G580eと名付けた」という事実は、①EQシリーズの名称廃止方向の意思の証左 ②価格と位置づけの点でG580eは「G500とG63の間のポジション」に入ること この2つを意味するのではないかと。メルセデスは完全EV化戦略の撤回を宣言したばかりですし、なるほど…筋は通ってますね。
2…外観について
・基本的には既報通りフロント周りの小変更
・G63 フロントグリルは同じ縦 だが 新デザイン
・G63 はロウワーバンパーに縦のフィンを搭載
・G63 ボンネットはAMGエンブレムに
・G500/G450d のグリルは4本線で立体的に
・全車種 Aピラーのデザイン変更(風切り音低減)
・フロントガラス上部に小さなリップ装着
・リアサイドガラス後部のエアインテークデザイン変更
・ドアハンドルにGロゴ
・G580e(EQG)はグロスブラックのフロントグリル
・G580e(EQG)はボンネットの形状変更
・G580e(EQG)はリアフェンダーにエアインテーク
・G580e(EQG)はリアにスクエアなストレージ搭載
Aピラーの形状が変更に。左の旧型では最外側に無骨なラバーパーツがありますが、右の新型ではスムーズ化。
ティーザー画像で見るとAピラーが丸みを帯びたスムースな形状に変わっているのがよくわかります。
新型 G63のフロントグリル。パーツ自体も変わってますね。エンブレムもAMGに変更。
G63のフロントバンパーは左右は縦フィン、中央部はメッシュ状のグリル。こう見ると結構 G63は 印象が違いますね。
G450d/G500のグリルと思われるティーザー画像
ドアハンドル(キーレス化も期待)
G580e(EQG):ボンネットが 中央部の隆起が大きい専用デザインに。G580eだけ、リアフェンダーに穴を開けたり非常に細かい差別化を行なっています。フロントグリルのデザイン(EQGコンセプトではライトを仕込んだ近未来的なものだったが)が量産型ではどうなるかですね。バンパーはG500に近いデザイン。
G500:グリルは4本化。ボンネットは現行モデルと変わらず 中央部の段差は少ないタイプで G63と同じもの。
3…内装について
・MBUXの最新バージョンが搭載されタッチスクリーン化
・モニターサイズは同じ12.3インチ(14.4インチ説もあり)
・センターコンソールのスイッチ類の小変更
・ステアリング形状及びデザイン変更
・Burmester 3Dサラウンドサウンドシステムは継続
・リアシートの分割可倒比率の変更
内装については、機能面での変化がメインですね。モニターサイズは現行モデルと同じ。シートに座った印象は大きくは変わらないと思われます。
4…メカニズムなど
・アクティブ・ライド・コントロール(油圧サス)追加設定
・キーレスGO 搭載との噂もあり
・G580e には Gターン 機能搭載
・G63に3種のオフロードモード追加 車重2,640kg
・G500に関してはV6化の恩恵で80kgの軽量化
・G580e はバッテリーが重く 車重 3,085kg との情報
5…限定車やパッケージなど
・G580e Edition One (AMGライン+ナイトパック+ハイグロスブラック・グリル+20インチAMG 10スポークアルミ+ブラック・サイド・ボーディング・シル + ブルー・ブレーキキャリパー+専用サイドストリップ装備)もリリース。
・G63 に AMGエクスクルーシブエクステリアパッケージ(クロームメッキAMGフロント・グリル+21インチAMG5スポークアルミ+レッドブレーキキャリパー装備)が設定。
・G450d にエクスクルーシブライン・エクステリア・パッケージを設定。
左がG580e 右がG500。
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