7 MONCLER FRAGMENT HIROSHI FUJIWARA Launching in LondonSponsored
「7 モンクレール フラグメント ヒロシ・フジワラ」の最新コレクションのローンチング・イベントがロンドンで行われると聞いて、藤原ヒロシをロンドンに追いかけた。
Photo & Text : Shoichi Kajino
FRIEZEというアートフェアが行われているこの期間のロンドンでは、PHILLIPSやSOTHEBY’Sでのアートオークションも行われ、ギャラリーにも著名なアーティストの作品が並ぶなど、街中がアートのムードで溢れている。
10月3日、ロンドンで最も賑わうショッピング・ストリート、オールド・ボンド・ストリートにあるモンクレールのブティックでは、7 モンクレール フラグメント ヒロシ・フジワラのローンチに合わせウィンドウにはオレンジのダウンジャケットが飾られ、店内には朝からファンが訪れていた。
その夜にはローンチングを祝うレセプション・パーティも行われた。賑わう店内に藤原ヒロシが登場すると、すでに新しいコレクションを身に纏ったファンから写真撮影やサインを求められるなど、熱い歓待を受けていた。
今回のコレクションで特にお気に入りを尋ねると、カーキのモッズパーカを挙げてくれた。「普通はフードの周りにコヨーテのファーが付いていたりするモッズパーカをモンクレールの豊かなダウンを使って再現したもの」で、ざっくりとしたシルエットに、ダウンがライナーとして全面に引かれている(ライナーダウンは取り外しが可能のため、ダウンなしのモッズコートとしても着用可能)。バックに施されたフラッグチェック風のグラフィックは、プラハのカフェの壁をモチーフに思いついたものとも明かしてくれた。
翌10月4日にはFREIZEのイベントの一環としてミュージック・パーティが行われ、そのキュレーションをモンクレールが行った。会場となったのはハイドパークのど真ん中にあるサーペタイン・ギャラリー。オーガニックな曲線が特徴的なこの空間はザハ・ハディドのデザインによるものだという。
会場には新旧モンクレール・フラグメントのアウターを羽織ったセレブリティや関係者が集い、デザイナー藤原ヒロシの到着にカメラが殺到した。
この夜、スペシャルなライヴ・パフォーマンスを披露したのはCleo Sol。今年発表されたLittle Simsのリード・トラック”Selfish”でもその歌声をフィーチャーされていたロンドン・ベースの気鋭のアーティストで、この夜は、藤原ヒロシのたっての希望での出演となったという。
ギターとヴォーカルのシンプルなセットながら、クールでコケティッシュな彼女の歌声は、その場にいたオーディエンスの注目を一気に集めていた。もちろん藤原もその様子をムーヴィーにおさめ、すぐさまストーリーでシェアした。
会場で藤原が肩に掛けていたサコッシュは次のシーズンに向けてのサンプルだそう。すでに多くのファンから注目を集めていた。
さらにその後に用意されていたのは、市内中心部のメイフェア地区にあるメンバーズクラブANNABEL’Sでのアフターパーティ。過度に華美なデコレーションが施されたこの会員制クラブにはさらに限られたゲストが招かれ、新シーズンのローンチングのセレブレーションは朝まで続いたようだ。
10月頭、すでに冬の空気さえ感じるロンドンの街には7 モンクレール フラグメント ヒロシ・フジワラのダウンジャケットが早くも馴染んでいた。
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