2026.07.19

Double helix DNA structure by Watson & Crick

1953年に DNAの二重螺旋構造 を発見し、後にノーベル賞を受賞した分子生物学者 ワトソンとクリックが 当時研究室で使用していた DNAの模型(現存する6つのうち1つ)がサザビーズのオークションに出品され614,400ドルで落札されました。

この「DNA二重らせん構造」の発見は、生物の遺伝情報がコピーされ伝達される仕組みを解明したもので、現代の生命科学・医学のすべての土台となっており、人類に計り知れない貢献をもたらしました。科学史上最大のパラダイムシフトの 1つとも言われています。

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この世紀の大発見には有名な逸話があって、1953年、ケンブリッジ大学のワトソンとクリックは、DNAの立体構造解明を急いでいましたが、当時、キングス・カレッジにいたロザリンド・フランクリンが、DNAの結晶にX線を当てて撮影した高精度の写真「フォト51」を捉えており、これが二重螺旋構造を証明する決定的な証拠となりました。ただしフランクリン自身はそのことに気づいてませんでした。

フランクリンの同僚であったウィルキンスが、彼女に無断でこの「フォト51」のコピーをワトソンに見せてしまいます。このデータを見たワトソンとクリックはDNAが二重螺旋であると確信し、自分たちの模型と理論を組み合わせて、1953年4月に科学誌『Nature』に論文を発表しました。この際、フランクリンのデータに基づいていることを十分に明記しなかったため、後に大きな問題となったと言うもの。

スクリーンショット 2026-07-19 10.06.42“Photo 51”

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論文発表から9年後の 1962年。ワトソン、クリック、ウィルキンスがDNAの構造解明によりノーベル生理学・医学賞を受賞しましたが、フランクリンは1958年に37歳で卵巣癌と巣状肺炎により死去したため、受賞とはなりませんでした(当時ノーベル賞の対象は生存者のみであった)。一説には、実験のため無防備に大量のX線を浴びたことが癌の原因だといわれています。

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Watson & Crick

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Rosalind Elsie Franklin

 

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Health
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