G63 Launch Edition
日本仕様の詳細が発表されぬまま、顧客にはひっそり情報開示され、サイレントデビューとでも言うべき状態にあった 日本での新型Gクラスですが、本日 公式 Webでも詳細が公開されました。問題の重量は G63 2,570kg / G450d 2,560kg と 何故かEU仕様よりも軽く、2700kg 以下には収まったので 制限重量が最大級の立体駐車場なら可。現時点では G63/G450dともにローンチモデルのみの発売で G580EQの Edition1 は未発表。G450dはすでに納車開始済みで、G63のデリバリは8月中には始まる見込み。
G63 Launch Edition
① ナイトパッケージ 2677€
②MANUFAKTUR 内装 8288€
③カーボン内装 4165€
④21インチホイール 2023€
⑤2トーンインテリア 714€
オプション合計:17,867€(=298万円)
日本での価格
上記 5つの装備 が標準化して 3,080万円(税込) という価格。これら5つのオプションだけで 300万円相当はあるので、逆算すると…日本のG63標準仕様は 税込2,780万円(=税抜2,527万) という感じのプライシングになるのでしょうか。新型G63 の本国のベース価格は19%のVAT込で189,329€(=3,160万円)、VATを引いた税抜価格は円換算だと 2,655万円です。そう考えるとドイツよりも130万円ほど安い水準に設定されているような計算になり…「日本の定価を世界でいちばん安くした」と言えなくもない価格ではあります(最近のROLEXの定価なども同じ傾向)。
ただしローンチモデルの時期が終わって、一般モデルの標準価格が発表される時に、早くも 1回目の値上げがある可能性もあるでしょうから、プライシングを評価するのは時期早尚ではありますが。
外装色
G63 は 色は黒メタ、マット黒、白メタ、ハイパーブルーマグノの4色のみ。ハイパーブルーの場合のみ何故かカーボンエクステリア付きで 198万円プラス。マットブラックは104万、白メタは66万のエクストラ。黒メタのみ無償カラー。と言うことは 外装カーボンエクステリア単品(今後標準モデルでは導入される可能性あり) だと 95万円という感じのプライシングですね。
G63 ローンチモデルの内装はオールブラックが無い模様。黒/グレー、黒/白 の2トーンが基本。
ちょっと面白かったのが カーボン製タイアカバーが アクセサリパーツとして存在するんですね。これがカーボンエクステリアパッケージのものと同じパーツかは不明ですが。
(追記)通常モデル
G450d/G63 の通常モデルは今年の12月頃からの販売 (2025モデル) になるようです。価格は未定。G63は MANUFAKTURプログラム・プラス を選択した場合のみ ①ナイトパッケージ ②カーボンエクステリア ③グレーウッドパネル 等が選択できる模様。また今回 EUで初登場した「フルレザーインテリア(天井含む)」は設定がないようですね。外装カラーはオプション含め豊富に用意されますが、本国カラーに比べると少なく デザートサンドやソリッドのダークブルーなどは無し(この辺りは限られた店舗ではオーダーできるのかもですが)。G580EQ には「Black Exterior Package」を設定し、その内容はLEDブラックパネルグリルとブラックサイドステップのセットオプション。
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