先週末、COMME des GARÇONSが衣装を手がけたオペラ「Orlando」を鑑賞しました。今作はウィーン国立歌劇場の設立150周年を記念した演目で、1928年に出版されたVirginia Woolf（ヴァージニア・ウルフ）による同名の原作を元にしたオペラ作品です。COMME des GARÇONSが初めてオペラの衣装を手がけるということ、そして前職の社名から馴染みのある作品だったので、ぜひ現地で観たかったのですが叶わず。最終日に収録された録画バージョンがサイト上で観れるということで、オンデマンドでの視聴です。

作中ではパリで発表されたCOMME des GARÇONSとCOMME des GARÇONS HOMME PLUSの2020年春夏コレクションに加え、今作のために制作された衣装も加えられていました。主役のオーランドはもちろん、子どもたちの何気ないボーダーのワンピースも印象深かった。ヴィクトリア時代から現代まで、長い長い時を性別が変わろうとも生き続けるオーランドの特異な人生を通じて、性別や自由、人間の在り方を問いかけます。「OTTAVA.TV」ではクリスマス後の26日03:00まで鑑賞できますよ。

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