2019.07.19

世代別にその価値と未来を提示するファション写真展 GYREで開催

メイン画像 各世代を代表するファッションフォトグラファーが切り取る写真展「LOOKIN THROUGH THE WINDOW」が、7月20日から表参道のファッション複合ビルGYREでスタートする。会期は8月30日まで。

 同展は20代、30代、40代を代表するファッションフォトグラファーが、クライアントの制約を離れ同様のテーマで撮影することで、各々が思う”ファッションフォト”の在り方を模索する。発起人は野村訓市。企画に元「GINZA」編集長として活躍した中島知子、アートディレクターに峯崎ノリテルが参画している。

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 40代代表のフォトグラファーには野村訓市のほか、ファッション、コマーシャルフォト撮影を中心に活動し、2017年にはUNDERCOVER(アンダーカバー)写真集「Chaos / Balance」を手がけた水谷太郎。30代代表には2010年富士フォトサロン新人賞を受賞の後、現在はニューヨークを拠点に「The New York Times(ニューヨーク・タイムズ)」や「Interview Magazine(インタビュー・マガジン)」などフィールドを広げ続ける小浪次郎。20代代表にはGINZA(ギンザ)やSPUR(シュプール)、SWITCH(スウィッチ)などの雑誌やドラマやCM、映画のスチール撮影など幅広く活動する石田真澄が選ばれている。

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SNSの全盛において大きく意味が変わってゆくファッションフォトの存在価値や未来。新たな世代に向けて各世代の騎手が提示するファッションフォトの役割とは何なのか?その作品の数々に注目したい。

■LOOKIN THROUGH THE WINDOW
会期:2019年7月20日(土) ー 8月30日(金)
開場時間:11 時 ̶20 時
会場:GYRE GALLERY /GYRE 3F 東京都渋谷区神宮前5‐10‐1 03-3498-6990

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