2016.09.26
怒り
わりと周りで評判が良いので、わざわざ映画館で見る作品でも無いだろうと思っていたけど意を決して劇場に足を運んでみた。
確かにいい映画。というか、小説の映像化作品の中では出色の仕上がり。
わざと削ったエピドードや、わざと反復させるイメージ。そして、大きなスクリーンでこそ活きる画。映画ならでは。
ただ原作を読んでいた者としては、優馬の義姉はどの女優が演じるのかなど楽しみな面があったのだけど、、。あと読み進めていた時、脳内では槙父娘は國村隼と柳原可奈子だったり、泉は黒島結菜だったり。
原作は連載形式だったせいか、当初結末を想定せず書き進めたらしい。確かにいきなり、あ、こっちだな!とハンドルを切りはじめた感じ、面白かったし魅力だった。それも活字の楽しさ。
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