2019.03.08

香港版 iPhone XS Max

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香港出張の際にコーズウェイベイのApple Storeへ行ってきました。目的はご存知「物理SIMM二枚挿し」が出来る唯一のiPhone XS Max香港版を求めて。在庫状況は、iPhone XS及びXS Max、更に発売されて間も無いiPhone XRともに各色潤沢にあり選び放題。早速、国内で使っている同機種のXS Max 512GBを購入。その場で、ストアスタッフから軽い説明にて「日本では使えないけどいいのか?」との確認。これは、対応帯域の一部が違うのと技適未取得端末である便宜上の説明ですね。問題なく使えるのと使用目的は渡航先での日本のSIMと現地SIMのダブル運用だと伝えて難なくGETです。

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早速バックアップから複製し、シムトレーには取りあえずテストに手持ちのauとsoftbankのシムを二枚、背中合わせにしてセット。シムトレーの背面側にはバネがあり背面のSIMが落ちない工夫もされててAppleらしい。

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モバイルデータ通信の設定には、こんな感じにちゃんと二枚のSIMそれぞれのキャリアが出て来ます。音声回線をSoftbankにデータ通信をauにと分けて設定。

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こんな感じで一台で二つのキャリアを掴んでます。テスト通話で各番号にかけてみると、ちゃんと着信されました。発信時はどちらの回線でかけるかを選ぶ事も可能。
渡航先では音声の着信のみに日本のSIMを設定し、モバイルデータ通信を現地のツーリストSIMに設定。これで国内からの通話を逃さずに格安でモバイルデータ通信を行えます。国内キャリアのeSIM化が実現すれば国内版でも同様の使い方ができますが、しばらくはこれが理想系でしょうか。
ちなみに最近は、Skypeの番号を取得してSkypeアプリに設定、キャリアに左右される電話番号を使わない方向へシフトしようとテストしています。発信時の番号通知がされないなどまだ問題も無くはないですが、近い将来は電話番号もキャリアとは分離してデータ通信のみでSIMを選べればと考え中。固定電話や国内外問わずに一つの電話番号で発着信出来れば理想ですね。

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