2019.03.04

eSIM

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iOSのアップデートに伴いついにiPhoneもeSIMに対応。
ということで、さっそく試してみました。eSIMに関してはこの東洋経済の記事が詳しい。
まずは最も手軽な入手方法の一つでもある米国キャリアのT-mobileで。もともとT-mobileにはプリペイドのアカウントがあるのだけど、eSIMへの移行はできず新たにアカウントを取る必要あり。専用アプリでeSIMインストール完了。こりゃ手軽。
ところが各所でも問題になってるようだけど、その後のアカウント開設が困難極まりない。どうやっても設定完了しない。やっと別のT-mobileアプリで設定でき、その後開通のテキストメッセージが届くものの、二度とログインできない。終わってるな、T-mobile。一応現地でも問題なく使えたけど、このアカウントはもう使えない。なので根本的な改善がなされるまで、プリペイドのeSIMアカウントを渡米前に作るということを繰り返すことになる。つまり今後は、なし。
で、AT&Tを訪ねた。こちらもプリペイドのアカウントを持っている。AT&TはT-mobileとは違って、プリペイドシムの番号をそのままeSIMに移行できる。お店を訪ねてスタッフに手続きやってもらう手間はあるけど、確実で安心。もらったカードのQRを読み込んでその場でeSIMインストール完了。
さて、eSIMでデータ通信を行い、電話は日本の番号で(日本からかかってくる可能性ありなので)、というのが便利なんだけどなんとauだとそれができない。スズキスムースさんによるとauのあのVoLTEの仕様のせいだという。これだとeSIMのメリットがない。シムを抜き差しして日本の番号を使えなくするのと変わらない。au、がっかりだぜ。
というわけで、今後はサブ機のiPhone XSmaxにいれたAT&Tでテザリングし、メインのiPhone XSはauのままでローミングしないという使い方になりそう。
というか、滞在日数によっては無理せず1日980円で初日無料のau世界データ定額にしちゃったほうがいいかも。台湾三泊とかはこれで十分。いずれにしても一般的にも海外用モバイルWi-Fiルータを持ち歩くことはもうしなくて良くなるだろう。あれが嫌で海外キャリアのプリペイドSIMを使い始めたんだけど、ようやくそれからも解放される。
eSIMかローミングか。余計なものはやっと要らなくなった。

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